逆お気に入りユーザーって、わたしのこと嫌いなユーザーさんかと割りと最近まで思ってました、卯浪です。こんばんは。

…いや、だって「逆」って書いてあるし…。考えてみれば、そんなネガティブなシステムは設置しないんでしょうが、じわじわ増えていくアレに密かにおののいていました。思考がマイナスからのスタートな人間なもので。

とにかくお気に入り登録ありがとうございます。

本題。

青肌さんと女子友。長いです。

サイ美さんとナマケモノのなまーさん（愛称。さっき考えました）の出逢いは王道というか、テンプレ。

勤務先に向かうバスに乗り遅れそうなサイ美さんが曲がり角を曲がった所で、コンビニ帰りのなまーさんに激突。

「やだ、あたしったら…!あの、大丈夫ですか!?」

「…ぁあ、ぅん…。こっちこそゴメン…。角汚れちゃったね…」

息も絶え絶えになりつつ、苦悶ひとつ浮かべないなまーさんに、サイ美さん衝撃。

―――これまでの彼氏だったら、のたうちまわってるのに…!!

＊豆知識＊

ナマケモノはいろんなものが緩いのですが、表情筋もそのひとつ。退化しているため、常に無表情です。

国によっては、生息域を追われ、人間の住む場所に出てくることもあるのですが、多くが事故に遭ったり、「…ちょっと休憩」で民家の洗濯物にぶら下がっていたりという姿も見れるそうです。

さて。

…想像してごらん、と歌ったのは誰でしたかね？

全速力の白サイに突撃されたミツユビナマケモノ…。思いを巡らせてみましょう。

―――スプラッタだね!!生きてるのが奇跡だよね!!

なんかいろいろはみ出させながら、何事もなかったようにこぼれた肉まんやらコンビニスイーツを袋に片付けるなまーさんにサイ美さん、漢（おとこ）を見たようです。

サイ美さん、速攻で職場に電話。有給休暇をもぎとり（なんの説明もなかったので、青肌さんが上司に都合をつけました）、なまーさんの救急搬送に付き添い、そのまま済し崩し的にカレカノの関係になったとか。

すべてにおいてめんどくさいなまーさんと、盲目っぷりがカウンセリングの必要性すら感じる恋愛脳のサイ美さん。ある意味、お互い唯一のピースがはまったような気がしないこともない。

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魔法にかかったサイ美さんは放っておくとして、長女で委員長気質の青肌さん。

なまーさんの生態がすでにあんなんなので、迂闊に口も出せず、多分これからもナチュラルに苦労を背負い込むんだと思います。

青肌さんとサイ美さんの職場には、他にもいろんな動物や生き物が就労してるとか。そんなグローバルな場所なので、越冬・冬眠など、個々の習性に応じた福利厚生が充実。ライオン・オットセイ・ダチョウなどの一夫多妻制の方々には少々派手な異性関係も認められてるとか。もちろん、自己責任ですが。

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スエ子主任と彼氏さん。

これまでひとりで突っ張って生きてきたスエ子主任は、どうしても素直になれない。口ではつっぱねていますが、彼氏さんが自分のことを大切にしてくれているのは知っています。

アクセサリーデザイナーの彼氏さんがデザインするのは、いつもスエ子主任を念頭に置いたボタニカルなもの。甘さ控えめで職場にもつけていけると好評ですが、プレゼントされてもスエ子主任は彼の前ではつけたことがありません。大事にしまいこんでます。

…意地っ張りな年上女性っていいですよねぇ…。どえらい好きです。

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自作小説の登場人物で柚子湯です。

今回も小ネタをちょこちょこ。答え合わせ（？）的なものを少々。

１、真ん中、右寄りの背景部分にうさぎがいます。

２、晩白柚の上に乗っかってるカピバラさんの手ぬぐいに、木の葉隠れのワンポイント。

３、お嬢さんの緋襦袢がこっそりカボチャ柄（これはすごくわかりづらい）。

冬至時期に合わせてのイラスト、と見せかけて、筋肉が描きたかっただけだったり（ぶっちゃけた）。

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なんやかんやといつの間にか年の暮れ。皆さまお世話になりました。

来年もよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　卯浪でした。